【アラユズ】番外編:2人の出会い


設定こぼれ話

2p「不忠のウワサ」

アランに不忠者の容疑がかかってしまったけど、実際に不忠だったのは上官。上官は過去にアラン以外の若者をひっそり帝都から逃していた。上官は、誰よりも若者に生きててほしいと願った優しい人でした。


6p「借りた本を返しに」

賢人が、特定の人物とだけ交わした“約束”を実行するための合言葉。

帝都に強制徴兵された泉霊ノ都の若者を、故郷に帰すための合言葉。泉霊ノ都の若者を逃す時、例の本を持たせて賢人の館へ向かわせる。賢人は、例の本を抱えたその若者を静かに受け入れ、賢人の権能を活用して帝都から逃亡させる…という、アランの上官と賢人との間で交わされた密約。

アランの上官は元泉霊ノ都出身者。かつ、賢人の館利用経験者。同郷の者として、アランの気持ちがわかる。アランの態度を心配して故郷に帰すつもりが上にバレてしまい上官はこの後反逆罪で…………


13p ユズの魔法

ユズはエルフなのに魔法がへたっぴな変わり者。でも、妖精の「森を荒らす侵入者への怒り」と、ユズの「アランを助けたい想い」が共鳴し、奇跡的に魔法が成功。ユズの想いに呼応した結果の魔法。この一件以降、ユズは再び魔法スランプ期に突入する。